卒煙経験者の声

私が常習喫煙者になったのは18歳。
きっかけは職場の先輩がほとんど喫煙していたこともあり、 女性として「かっこいい」とか「仲間になりたい」と思ったことが理由のような気がします。
それから13年間、結婚・妊娠・仕事とタバコと離れたことが記憶にないくらい、 私にとってのタバコは携帯同様に生活に必要な存在になっていました。 
13年間禁煙を考えなかったわけではありません。数え切れないほど何回もチャレンジして失敗・挫折を繰り返しています。 
禁煙宣言をして数分後には…新しいタバコに火をつけたり、 「明日から吸わない!!」「このタバコを全部吸ったら禁煙するぞ!!」 と言って自販機で次のタバコを買ったりするこの繰り返しでした。
では何故禁煙できたのか・・・成功した理由は?と聞かれたら、 「きっかけ」と「禁煙したい気持ち」が偶然に重なったからだと思います。
「きっかけ」は、当時2歳になる娘が台所の換気扇の下で喫煙している私のところに来て、 タバコを吸って吐き出すという真似をしました。すごくショックで言葉がでませんでしたが、 自分の娘がきっかけを作ってくれました。 
「禁煙したい気持ち」では、不整脈が頻回に起こり呼吸ができないくらい苦しい思いをしていたこと、 喫煙することによってビタミン崩壊・・・シミ・シワの原因30歳すぎてお肌を気にしていたこと、 頭痛がひどかったこと、主人に隠れて喫煙・喫煙場所を探しながら移動するのが面倒と思い始めていたことで、 やめたいなと考えていました。
禁煙して一番大変だと感じたことは、 13年間のタバコ生活が知らないうちに私の日常生活習慣の一部になっていたので、 習慣を意識して変えるということでした。 
朝起きて一本・御飯後に一本・車でニ~三本・・・ これを「禁煙する行動に変える」「いつもと違う行動をする」という感じに意識してみました。 一週間ほど一本だけという気持ちと葛藤しましたが、 離脱症状はその時だけでタバコのことを考えなくても生活できるようになり、 禁煙してからはいいことばかりが待っていました。 
私の場合は不整脈はなくなり、頭痛も以前より少なく肌の調子はもちろん絶好調です! 子供への影響を心配しなくて済むこと・・・喫煙場所を探す必要もありません。 いろんな意味で禁煙してよかったといえます。
禁煙してもうすぐ2年に入りますが、今も喫煙したいというタバコ渇望は時々出現します。 
でも喫煙すれば…もう二度と同じ思いはしたくありません。
この禁煙道を維持できている理由は実は・・・スタッフの言葉。 
「頑張ってるね」「すごいね」と、言ってくれたその言葉があったからこそ、 私の禁煙が成功したと思います。今でもあの時の嬉しかった気持ちが励みとなり禁煙を支えてくれています。 
今度は元喫煙者・禁煙成功者・看護師として禁煙を考えている人に 「きっかけ」や「禁煙したい気持ち」になれる架け橋になること、 また私が禁煙を頑張れてこれたように今頑張っている人達に対して支援ができればと考えています。
最後に、禁煙は禁煙をすることではありません。 
自分の人生を考え直したらタバコは本当に必要でしょうか? 自分の人生を縮め身体への害を起こす原因になるのがタバコだと思います。 
禁煙外来を受診したり、減煙や喫煙をし続けることについて考えたり、皆さん「禁煙する目的」について真剣に考えてみませんか?