2.取り組み開始当時の状況

2.取り組み開始当時の状況
まず目指したのは、「患者さんの施設内分煙」及び「職員の敷地内禁煙」。
最初の取り組みとして、患者さん・職員を対象とした禁煙勉強会をスタートしました。 
卒煙成功者が体験談を話したり、メンバーが禁煙開始日の宣言・喫煙習慣の分析・喫煙状況の報告・ 「どんな時に喫煙したくなるか」「喫煙したくなる気持ちをどのように抑えているか」などについて語り合い、 全員で卒煙に向かいます。
単なる情報交換の場ではありません。同じ目標を持つ仲間と出会うことができ、 辛さを分かち合い励ましあうことで気持ちが癒されます。また、定期的に開かれることにより 「次回の勉強会で発表できる実績を作りたい」という思いが生まれ、前に進む力となります。
ところで、就業中に一切タバコを吸うことができなくなった南山病院職員の状況でございますが、 当時は半数以上が喫煙者で、「禁煙させられる」ということに抵抗感・苦痛を感じる職員も少なからずおりました。 
(中には「タバコがないと仕事ができない!!」と表立って反発する者も・・・)
"地獄の苦しみ"と形容する人もいるくらいの「禁煙」です。簡単に進む訳もなく。。。
しかし、職員が禁煙できない状況で患者さんの禁煙を進めることなどできません。 本当に病院禁煙などできるのだろうか・・・推進を決めた院長ですら何度か迷うことがあったそうです。