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5.患者さんの取り組み

患者さんの禁煙ももちろん進められておりました。
各病棟では、分煙室の時間短縮が行われ、徐々に喫煙が制限されるようになりました。 
禁煙DVDの鑑賞タイムが設けられ、併せて禁煙パイプを積極的に推進しています。 他にも、「歯磨きを行う」「飴玉を舐める」「気分転換に院内を散歩する」を勧めるなど、 個々に合った禁煙方法を一緒に考え、応援しています。 
急に入院した患者さんにはなかなか理解を得られない場合もありますが、 根気強く禁煙の必要性・メリットをご説明させていただいております。
精神科OT(作業療法)活動の中でも禁煙勉強会が毎日実施されるようになりました。 
気分転換・運動不足解消・院内美化・日光浴など様々な目的を兼ねて院内を巡回することがありますが、 外の気持ちのよい風にあたると「タバコ吸いたいな~」「美味しいんだろうな・・・」と話す患者さんもいらっしゃいます。 
そばにいる作業療法士もその苦悩を手に取るように感じておりました。 少しでも気持ちを紛らわせたり軽くしたい。職員も試行錯誤しながら前を目指して患者さんとともに歩んでいます。
禁煙看板
精神デイケアパルクでも、禁煙勉強会が毎週行われるようになりました。 
参加者が喫煙状況を報告し、改善に向かっていれば賞賛の嵐!失敗でも次を目指してみんなで励まします。 「タバコを勧められたらどうする?」などのロールプレイもあり、参加者が主体性を持って考え、 気づきを発見する場となっています。 
木工活動では禁煙看板を製作し(保健所も絶賛!)、駐車場に置くようになりました。 
以前の喫煙所には植物を置いて散水するようにもなりました。 タバコの吸殻とお花では景色が180度変わり、かわいくなっています♪
生活訓練施設レンメルでは、入所者様と職員で週に2回環境整備を行っています。 
拾っても拾っても出てくる吸殻に落ち込むやら悔しいやら・・・ですが、 「大変だけど、きれいになると気持ちがよくてうれしい」という声に職員も喜んでいます。 
また、こちらでも「禁煙チェッカー」は大活躍しています。 禁煙指導の対象となりませんように~みなさんがんばって禁煙しています!
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