南山病院 > 病院紹介 > Vol1:精神科ってどんなところ?

私は平成19年の暮れに入職した元会社員・病院勤務経験ゼロの総務部IT担当です。

私個人はめったに病院にはかからないいわゆる「病院嫌い」で、 白い壁白い床白い天井白い人達そこはかとなく漂う消毒の匂いに恐怖を感じ、 ごくごくたま〜に受診しても次に指定された受診日には行かず、 薬も最初の食事後一度だけ飲んで残りは捨ててしまうような不良患者でした・・・。 (もちろん今は違います)

そんな私が病院に就職していることは本当に不思議ですが、医療系の素人であることを逆手に取り、 病院職員としてではなく一般の方の視点でご紹介することによって、 こちらのページを読んでいただいている方に南山病院を身近に感じていただけたらよいなと思います。


最近はうつ病などで通院しながら仕事をしている方も珍しくはなく、メディアでもよく取り上げられるようになりました。
前に在籍していた会社でも加入している健康保険組合が企業の担当者を集めて講習会をしたり、 メンタルヘルスの啓発冊子を全ての被保険者に配布したりと予防活動に力を入れていたので、 「近頃患者さんが急増しているんだな」ということを感じておりました。

そのため精神科に対して特に思うこともなく、単純に「総務もITも業務経験があるから」ということだけで応募しましたが、 面接では「うちは精神科だけど偏見はないよね!?」という確認があったり、 入職後には何人かの同僚から「精神科に就職することに抵抗はなかった?」と聞かれたりしました。
以前に比べてだいぶ敷居は低くなったものの、精神科への偏見はなかなか解消されない問題のようです。

かくいう私も、面接で初めて訪れた時には院内に入るのに少し勇気が必要でした。 偏見の全くない人間とは言えなかったと思います。
緊張しながら入ってみると、そこには普通にロビーがあって普通に待っている人がいて・・・とごく普通の病院でした。


南山病院に入職して 「病院は全ての職員が各々の専門分野を極めるべく勉強し続けているスペシャリスト集団であること」 ということがわかるようになりました。

当然と言えば当然のことなのですが、 「内科」とか「外科」と同じように「精神科」という診療科目があり、 対象の疾患を専門に診察・治療が行われるという意味では、他の病院と全く変わらないと思います。 医師を中心に各分野の専門家が連携して最善の治療を目指しています。

様々なお悩みや葛藤を抱えておられる方もいらっしゃると思いますが、 「早期発見・早期治療」「自分の体は自分で守る」という意識の下、 「疾患なのかそうでないのか」くらいの症状でもお気軽に受診されてみてはと思います。