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2026年02月17日
依存症という病気を知る 〜精神科・心療内科の視点から〜

現代社会において、依存症は特別な人だけがかかる病気ではありません。むしろ、誰にでも起こりうる「心と行動の病気」であり、早期発見・早期治療が重要です。南山病院(沖縄県糸満市)では、精神科・心療内科の専門的視点から、依存症の正しい理解と治療への第一歩を支援しています。
依存症とは
依存症とは、ある特定の物質(アルコール、薬物など)や行動(ギャンブル、スマートフォン、インターネットなど)に対して、やめたくてもやめられず、生活に支障をきたしてしまう状態を指します。これは意志の弱さではなく、脳の働きに変化が生じている医学的な疾患です。特に精神科や心療内科の分野では、依存症は治療可能な病気と捉えられており、本人やご家族の理解と支援が回復の鍵となります。
よくある依存症の種類と特徴
- アルコール依存症
飲酒量や頻度のコントロールが効かなくなり、健康や家庭生活、仕事に悪影響を及ぼします。 - 薬物依存症
覚醒剤、大麻、処方薬の乱用などが含まれ、身体的・精神的な依存を伴います。 - ギャンブル依存症
パチンコ、競馬、オンラインカジノなどにのめり込み、金銭トラブルや対人関係の悪化を招くことがあります。 - 行動依存
近年増加しているのがスマートフォン、SNS、ゲームへの過剰な依存です。生活リズムの乱れや、現実社会との接点の減少が問題になります。
依存症のサインとは?
依存症の初期には、以下のような兆候が見られます。
・一度始めると自制が効かなくなる
・問題が生じているのに使用や行動を続けてしまう
・家族や職場からの指摘に対して否認する
・日常生活や人間関係に支障が出ている
これらのサインに気づいたときこそ、精神科・心療内科への相談を検討すべきタイミングです。南山病院では専門的な診断と適切な治療計画を提供し、患者様の回復を支援します。
南山病院の依存症治療の特徴
沖縄県糸満市にある南山病院では、依存症に対して多職種チーム(精神科医、臨床心理士、看護師、作業療法士、医療ソーシャルワーカーなど)が連携し、包括的な治療プログラムを提供しています。個別面談、集団療法、心理教育、家族支援、社会復帰支援など、多面的なアプローチで回復をサポートします。
また、患者様のプライバシーに十分配慮し、安心して治療を受けられる環境を整えております。ご家族からの相談や支援プログラムも積極的に行い、患者様だけでなく周囲の人々の理解を深めることも重要と考えています。
早期の受診が回復への第一歩
依存症は「気づいたときが受診のタイミング」です。症状が軽いうちに相談することで、治療の効果も高まりやすくなります。精神科・心療内科は、依存症の苦しみを専門的に受け止め、回復への道筋を一緒に考える場所です。
南山病院では、沖縄県内、特に糸満市を中心とした地域に密着した医療を提供しており、通院治療だけでなく、必要に応じて入院治療や地域支援サービスとの連携も行っています。

最後に
依存症は一人で悩むものではありません。ご自身やご家族のことで気になる症状がある場合は、迷わずご相談ください。沖縄県糸満市の南山病院 精神科・心療内科では、専門的かつ温かい支援を提供しています。
あなたの「やめたい」という気持ちを、私たちが全力でサポートいたします。
医療法人陽和会 南山病院
診療技術部部長 雨宮 光太郎
